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2016年12月05日08:16落し物は おまわりさんへ part2 完結編
警官に、waonカードIDの件で聴いてもらおうと話し出した そのとき

警官「あっ、プチ山姥さん ◯×署に拾得届あがってきています。◯時◯分、本当 今さっき(現時刻から一時間内)です。」

プチ山姥「えっ!」

「そうですか、あああぁぁぁーよかった、よかった、、有り難うございます、、」

警官「財布の方は、今 ◯×署で預かる状態ですが、取りに行かれますか?」

プチ山姥「はい 今から直接取りに行かせていただきます!」

警官「行かれるなら 今から言う受理番号とプチ山姥さん宛で消印のある郵便物(免許とか身分証明がないため)と認印を持参下さい。」
「交番(警察関係)へはこちらから解決の旨を連絡します。」

プチ山姥「手続とあと拾得者さんの事は ○×署さんと自分の間で処理させていただいてよろしいですか?」

警官「はい、それで大丈夫です。」

プチ山姥「大変ご迷惑をおかけしました。有り難うございます。」

ガチャッ

電話を切った後、これまで張り詰めていた不安やわだかまりが一気にスゥーと抜けて 平常心が取り戻されつつあった。
しかしまだ興奮状態は続く。

時計を見る。
事件から2.5h 経つか経たないか、だった。

蛾や蚊等がつく寸前の洗濯物をそそくさ取り込み、飼い犬とアイコンタクトをとり、急いで◯×署に向かう。

◯×署に着し、担当窓口へ向かう。
よく刑務所の収容人の面会場面に出てくるような顔一つは入るか入らないかな狭小窓枠におもいきり頚を下げ 頭を覗かせながら、担当者と対面する。

財布とその中身は警官らによってポケットごとに抜かれ袋分けされリスト化されていたが、何ひとつなくなる事なく無事そのまま手元に戻った。

拾得者さんは 報労金の権利請求はされていないが(この時点では放棄)
警官に

「ちゃんと落とし主に戻ったか知りたい」

言われ、メモに住所氏名連絡先を書いていったとの事だった。

近隣の方だった。

後に仕事も入っており、手短に済ます必要があったが、この惨事を仕留め、短時間に自分を窮地からすくうてくれた拾得者さん真っ先にあいお礼に行くべきであると考え、連絡し事情を伝え 行動優先できるようにする。

まだ興奮状態が続く。
またこの事件は拾得者さんありきの解決。
まず自分の心情を安定させ、お礼もしないままでは、次に接する患者さんやスタッフに支障を及ぼしかねないと考えた。

1h 本件のために下さい......

◯×署を出る。
拾得者さんにtelするが出られなかった。お礼を用意しながら進むと あっという間に拾得者さん宅に たどり着いた。あかりが灯り、ご在宅のようである。

呼出を押した後、すぐさま家人が玄関扉を開く。
プチ山姥「プチ山姥と申します。◯◯さんでしょうか?」

拾得者さん本人だった。

この糞忙しい時間にもかかわらず、拾得者さんは このダメ人間を 嫌な顔ひとつせず明るい表情で出迎えてくれた。

拾得者さん個人の事も絡むため、詳しくは記載しないが、自分の通った沿道に出てた際、財布落ちているのを発見したとの事。

拾得者さん「地蔵の前にあった事もあり、誰かが置いてるのかとも思った」
「でも、免許や健保等も入る財布で やはり警察に届けた方がいいと思い届けた。」
と話してくれた。

拾得者さん「ちゃんと戻って本当によかったです。安心しました。」

プチ山姥「ご迷惑をお掛けして本当にすみませんでした。お陰さまで、今夜は安心してぐっすり休むことができます。有り難うございました。」

拾得者さんとわかれた後、スーパーとクリーニング屋へtelし、解決した旨と詫び礼を述べる。

店側「あぁー早くに見つかり 本当によかったですね。安心しました!」

電話越しから店の方々の懸命さが伝わってきた。

騒がせた すぼらな自分を警めたくなる。

事件から、4hが経とうとしていた。
普段なら何もない平凡な時間が、焦燥感不安感安堵感といった喜怒哀楽がずっしり詰まる 4hだった。
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自分は
"自分ひとりなんぞいなくとも世はまわる"

精神であり、どこかしらルートをたどり テリトリーに出没ながら、生息している。

今回の件で最初に声を掛けてくれた方、拾得者さんは目的は様々であれ自分と同時間に同付近、道程にいた人。
スーパーの方や 警官、クリーニング屋は その範囲で仕事をされていて、関わった人。

地域の治安は一人ひとりの意識や行動によって維持され、よくも悪くもなるのだろう。

また自分の行動のよしあしがこんなに多くの人に影響を及ぼすことも思い知った。

自分ができることをやっていけたらと思う。
できないことはできないと割り切って。ひとり抱え込まず。

今回の件は、生涯忘れないだろう。

※本件はノンフィクションです。


2016年12月03日11:17落し物は おまわりさんへ part2 続き
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まるでホイップを限界まで絞り出すような萎え感覚で帰宅。
日は暮れ始めていた。

幼犬♂も、長時間放置していたこともあり ワッワンッ‼ (怒)
と 大胆に駆け寄って噛み付いてきたが、相手どころではなく即ハウス封印する。

部屋に入るが、一息もつけずいやつく気すら起きない。
気が動転しとにかく落ち着かない。

座り込み、かばんの中身を全部かき出し確認。確認なんて形式だけ、実際には滅茶苦茶にちらかしてる、だけ。

事を起こしてしまった事を悔やみ、駄々をこねようが無駄なだけ。
時間は刻々と過ぎてゆく。

現時点で自分でできることは、何かないか

財布に入れてたレシートやカードで他人でも容易く使えるものは...

先日のイオンのクリーニング屋で注文した際の引き換え券とwaonカード(残金¥109)が浮上した。

先ずクリーニング屋へtelし、事情を伝える。
店側「プチ山姥 様 ◯月◯日◯時以降引渡し可能分ですね、身分証明書提示の上でなければお渡ししないよう、手配いたします。自分は本部からの責任者のもので今日はきております。本当大変な事に、見つかるといいですね。」

こちらの不祥事で 一銭の得もならぬましては危険をはらむ仕事を増やしたにもかかわらず、電話越しの対応から 店の方の親身さが伝わってきた。

次に waonカード。前回イオンで買い物後のレシートを確認する。
普段は注目する事はないのだが カードにはID番号がふられているようで レシートにも全てではないが一部載せられていた。

こんな作業をしつつも不安は募る一方。

waonカードは近隣のイオンやイオン系スーパーを含めマクドやコンビニ等広範囲で使用可能。
多忙な店より、まずは警察に相談と思い、遺失届受理表に載せられている所轄警察(本署)担当へtelする。

担当の警官に繋いでもらう。
本署はもちろん情報を把握しており、今さっきのことであることからも
「プチ山姥です」
と、名乗るだけで警官に取り合ってもらうことが、できた。


続く

2016年12月01日20:05落し物は おまわりさんへ part2
以前、携帯の拾得者体験談を読んでいただいたが、今回なんと逆に 遺失者体験をするハメになった。

路上で財布を落としたのだ。

スーパーで 特価品を予定通り買い終え、財布につり銭とレシートをしまう。その財布をバッグに入れ、チャックを閉めて背負い、次の目的地へ向けて自転車走行していた。

距離的に3km 程度
多くの飲食店や店をはじめ、住宅、警察署 交番等が並ぶ公道をひたすらまっすぐ進む。
日中で車通りもままあり、人も行き交う。また 間に信号がいくつもあり、信号待ちで幾度か停止もした。横や後方に自分同様 待つ人もいた記憶がある。

ようやく目的地が見え、ちょっとした達成感を得た瞬間、いきなり後方から声がかかった。

「あのう、バッグ 空いたままになってますよ!」

「あっ、ありがとうございます、
すみません...」

えっ、空いたまま て...(・・)?

えええええええええええええええええええええええええええぇーーっ

うっ、うそやろぅ...Σ(゚д゚lll)

まず、肝心要の財布があるか確認するが、見当たらない。他の物は 落下せずにある。

財布の中には 金銭はもちろん、免許証や健保、診察券にポイントカード など、住所氏名が特定できるものばかり入れてある。それだけに不安焦燥感が一気に迫る。

目的地を目前に 即座にリターンし、きた道を 地面を隅から隅まで見ながら引き返す。

結局、財布は見当たらないまま、出発点のスーパーまでたどり着く。

取り合えず スキャンしてもらったチェッカーさんに 事情を話し、レシートの履歴を出してもらう。
責任者の方にも出てきてもらい相談するが、落し物は届いていないとの事。
履歴より、このスーパーをバッグが開いた状態で出て 約40分が経過する。
すぐに 近隣の交番へ出向き、遺失届を出す事にする。

交番に到着。
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狭い交番内には 10人前後の警官らが、駐在していた。
警官に メモに 住所氏名生年月日連絡先を 提示するよう言われ、書いて提出する。
その後 警官に 財布の特徴や、所持金(何円札、何円玉が何枚とか) 免許証や保険証、診察券に各カード類など何を入れているかを事細かく聞かれる。

それに対し自分が答えた事を警官がpc入力していく。

警官間で、現時点の拾得届の有無の確認や、情報を本署や各交番へ送信後 受理番号を受け取る。

プチ山姥「今回は自分の不注意、自業自得なのは承知です。わざわざ届けて下さる方は中身すら見ないでしょうが、
そうでなければ 免許等から個人情報を悪用される思うんです。自宅へ戻って、そのへん不安です。」

「真ん前の道一直線で片側の沿道しか走っていない。今はまだ明るく、紛失し 一時間も経つか経たないか。
鉄は熱いうちに打ていいますが、そのへん警察方では、動いていただける事はないのですか?」


警官側「自分らも 巡回中に拾得し、届けあげる事はありますが。」
(いくら見込めようが本件だけのために動かないということ)

「まぁ、まだ時間が経っていない。どなたか拾ってくれ手元にあり届けてない状態かも知れないし。ひとまず様子見で。」

「出てこない場合もある、その時は免許や健保は再発行してもらう事に、なります。」
「自宅戻って、何かあれば (警察へ)連絡してもらったらいいです。」

プチ山姥「わかりました。ご迷惑をかけますが、よろしくお願いします。」


交番を出る。

いまいち適当で真剣味が感じられない、警官だったな。
女性警官だけはこのありさまに似合う表情で言うことに説得力を感じたが。

あぁーどうしよどうしよ、財布落ちてないかなぁ...

再びスーパーから走った沿道の地面を見ながら進むが、財布は落ちていない。

パニック不安に。

さすがに気が落ち着かないまま、一旦 自宅へ戻る事にする。

良心ある方が拾ってくれてることを、信じて

それだけしか、自宅までの駆動力となり得るものは この時点の自分にはなかった。


続く